おとぎの国の花フェスタinふなばし-2.

※ オールアバウトで掲載終了した記事を再編集しました。内容は公開時のものとなります。

千葉県船橋市で開催の「おとぎの国の花フェスタ in ふなばし」、前回は時間のない方向けに「ガーデナー必見コース」をご紹介しました。今回はゆっくり会場を見て回る「ゆっくり堪能コース」をご紹介します。
シンボルマーク花壇

ゆっくり堪能コース

まずは、会場マップを準備しましょう。マップは会場のゲートで貰うことができますが、事前に計画を立てておきたい方は、公式ホームページにある会場案内図を印刷されると良いでしょう。
※シャトルバスで会場に向かうと北ゲートからの入場となるので、今回はここを起点としてルートを作成しました。
公園内はとても広いので
事前にルートを確認しておこう


【北ゲート】
岡本太郎氏の「平和を呼ぶ像」に迎えられて会場内へGO!

【緑化技術の庭】
ここでは、都市緑化のための資材や、エコロジーに配慮した新しい技術などの提案がなされています。

グランドカバーなどに使えるマット植物の植栽展示が
いんばマット・プランツ「緑のバルコニー ~原っぱであそぼ」


風車とソーラーパネルによる発電システムを提案
株式会社山崎工業「風車のあるエコガーデン」

【アンデルセンからの贈りもの】
「であいの泉」の正面左手にある、「おやゆび姫」をモチーフにした作品です。まわりには、かわいいトピアリーがたくさん展示されています。



【匠の庭(林間ガーデンテラス側)】
トピアリーの通りに面し、「匠の技」をテーマにした造園・園芸関連企業や団体によるモデルガーデンが並びます。

作庭舎による和風の作品、「秋風」


【MINWA(民話)ガーデン・ふるさと花壇】
イベントホールを左手に見ながら先に進み、民話や神話を題材とした「MINWA(民話)ガーデン」と、全国各地の自治体によるPR花壇「ふるさと花壇」へ向かいます。

一寸法師を題材にした作品
お椀の向うに並んでお子さんとの記念撮影も

自治体金賞受賞、堺市の「百舌鳥古墳群にまつわる物語」

「世界を結ぶ渡り鳥 谷津干潟」と題された多肉で作られた鳥

この「MINWA(民話)ガーデン」と「ふるさと花壇」では、たくさんの毛氈花壇が展示されていたのですが、惜しむらくは「上から眺めることができない」という点。ちょっと小高い位置から見下ろすことができれば、もっと素晴らしかったのですが……。

【太陽の橋】
「太陽の橋」では、一般参加のハンギングバスケットが飾られています。

千葉県知事賞、金賞を受賞したハンギングバスケット


【メルヘン花壇】
大きな風車の周りには、アンデルセン童話10作品の中から15の場面を表現した花壇・オブジェが展示されています。

にんぎょ姫を題材にした花壇。ミラーの効果が面白

【メルヘンの庭】
国際交流花壇からグッズショップを通り過ぎ、メルヘンの庭へ向かいます。
ここでは、「子どもから大人まで心温まる空間を演出する庭園」をテーマにデザインされたモデルガーデンが並びます。
※西ゲート・南ゲートから入場された方は、ここを起点にすると良いでしょう。


メルヘンの庭デザイン金賞を受賞した、「日本のメルヘン 竹・水・花・音」と題された作品。竹で囲まれた中には、「ししおどし」が仕込まれている。


【匠の庭(里のにわ側)】
農家・風車を右手に見ながら、太陽の池ゾーンに入ります。ここでも「匠の技」をテーマにしたモデルガーデンを見ることができます。

石川造園土木株式会社「農家の風情」と題された作品


匠の庭からボートハウスへ向かう
道すがら「太陽の橋」を臨む
【市民ガーデン・寄せ植えガーデン】
「匠の庭」からボートハウスの方に向かい、池沿いに展示された「市民ガーデン・寄せ植えガーデン」を楽しみましょう。
様々なアイディアを発見することができる場所ですが、ここで唯一残念なのは「背景」が無いこと。バックの緑に作品が飲み込まれているものも見受けられ、背景があればもっと作品が引き立っただろうと思います。

  
千葉県知事賞受賞「しおん君の家のハッピィガーデン」


ボルト・ナット、金網で作ったトンボ

 
竹のプランターは真似できそう?


【みんなのまち】
池沿いに進み「子ども美術館ゾーン」に入ります。ここでは、船橋市内の保育園・幼稚園・小中学校・特別支援学校の園児・児童・生徒による、コンテナやハンギング作品で、街並みを表現しています。
 
「家やビルに見立てたミニチュア入りコンテナ」をテーマにした作品が並ぶ


カラフルに塗られたペットボトルを使った作品


【未来の庭~明日への挑戦~】
千葉県内の造園・園芸系の高校・大学による、花壇が展示されています。

千葉県立薬園台高等学校による、「未来に続く公園」


時間がある方は「子ども美術館」も
この後道なりに進むと、「子ども美術館」があります。時間がある方は、のぞいてみては?
「MINWA(民話)ガーデン」と「ふるさと花壇」は「子ども美術館」の近くなので、「匠の庭(林間ガーデンテラス側)」から「太陽の橋」に向かって、「MINWA(民話)ガーデン」と「ふるさと花壇」は後で見るというコース設定もできますね。

また、展示作品だけでなく「花と緑の体験教室」や、イベントドーム、水上ステージ、噴水前イベント広場などでも期間中いろいろなイベントが企画されています。お出かけ前に、公式ホームページでイベントチェックもお忘れなく!

フェアの全てをお伝えするのは難しいのですが、こういったイベントを通して一人でも多くの方にガーデニングや花と緑に親しんでいただければと思います。

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