日帰りバスツアー

新型コロナウィルスの影響で遠出を自粛していましたが、岩手の景勝地として有名な浄土ヶ浜を巡る「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」の就航が年明けをもって終了というニュースに、大慌てでネット検索をかけてバスツアーの申込みをしました。

行程は、浄土ヶ浜→昼食→宮古駅→田老→龍泉洞というものです。万全の感染症対策をして運行するとのことですが、久しぶりの遠出にドキドキしながら集合場所に。

浄土ヶ浜

いざバスが来てみたら、デラックス観光バスにわずか8名の参加者&運転手、そして新人バスガイドという総勢10名での出発!

コロナ禍でなかなか現場での経験を積むことができなかったのでしょう、あんちょこを見ながらのたどたどしいガイドでしたが、その様子も微笑ましく、観光案内を聞きながら、一路浄土ヶ浜を目指します。

観光遊覧船への乗船はオプションでしたが、もちろん全員が参加を希望。駐車場から遊覧船乗り場まで歩いてガイドしていただき、遊覧船へ。桟橋には終了を惜しむ観光客で、結構な人垣ができていました。


遊覧船ではベテランガイドさんのお話を聞きながら40分ほどかけて一周して、再び桟橋へ。レストハウスで昼食を摂り、次は宮古駅から三陸鉄道に乗車して田老に向かいます。

宮古駅

田老では震災語り部のガイドがあり、津波で壊された旧防波堤に上がったり、震災遺構となったホテルで震災時に撮影されたDVDを観ました。

田老防潮堤

震災後、様々な映像がメディアに取り上げられましたが、こちらの状況は初めて見るものでした。報道されたものは氷山の一角に過ぎず、世の中に顧みられなかった悲劇というものも、きっとたくさんあったのでしょう…。

田老を後にして、バスは龍泉洞へ。ここは過去に何度か足を運んでいますが、前はもっと洞内をグルグル歩き回れた記憶がありましたが、震災後も水害があったためなのか割と短時間で順路を一巡できてしまいました。

龍泉洞

龍泉洞

洞窟内をワインセラーにしている山葡萄ワインなどお土産に買い、再びバス。三田貝分校でトイレタイムを取り、順調に行程を終えてツアーを終えました。

龍泉洞

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