大震災から一ヶ月

未曽有の被害をもたらした東日本大震災から、早いもので一ヶ月となりました。
震災により亡くなられた方々、震災直後から不自由な避難生活を余儀なくされている方々、未だ生死もわからない行方不明の方々も大勢いて、ただただご冥福と、復興への祈りを捧げる日となりました。


テレビやラジオで被災地の情報を目に、そして耳にするにつけ、何もできない自分の不甲斐なさが嘆かわしいやら腹立たしいやら。
そんな気持ちを少しでも和らげるべく、ボランティアとして現地に赴くことはできないけれど、自分にもできることとして、ささやかな救援物資を出してみたり、ほんのちょっとの募金をしてみたり。
そう、単に自己満ですね。


もし私が現地にいたとしたら、何ができるのだろう?
お年寄りの話し相手になったり、愚痴の聞き役くらいにはなれるかな?
いや、具合を悪くして、かえって迷惑をかけそうだな…。


そういや、華道家の假屋崎省吾さんが、被災地にたくさんのお花を贈ったのだとか。
仏様にお供えする花さえもない現地では、とても喜ばれたのだそう。
いまは花にお金をかける余裕はない被災地でも、もう少し瓦礫が取り除かれて、仮設住宅とかも整ったら、お花が心を癒してくれる存在になるかも。
家々の前に、思い思いの花を咲かせて、少しばかり心が和む…そんな日が少しでも早く訪れますように。

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