※ オールアバウトで掲載終了した記事を再編集しました。内容は公開時のものとなります。
先日、「花の国づくり岩手県協議会」主催による「いわて花メッセ2001」というイベントに行ってきました。
会場は岩手県農業研究センターで、こちらの「本部参観デー」との共同開催とあり、開場時間から既に大勢の人でにぎわっていました。
開場では、ケヤキを中心に花で取り囲んだ「フラワーガーデンツリー」と「フラワーゲート」がお出迎え。ゲートをくぐるとトレリスに様々なハンギングバスケットが飾られていました。
主要イベントとしては、フラワーコンテストに出品されたハイクォリティーな花たちの展示と販売予約、フラワーデザインのデモンストレーション、ガーデニング講習会などを開催。
メイン開場にはウェルカムフラワーディスプレイをはじめ、県立農業大学の生徒さんによるアレンジメントなどが飾られ、彩りを添えていました。
人気があったのは、参加費用は材料費だけという各種教室。
講師の指導を受けながら、作品を作って持って帰れるということで、たくさんの人が挑戦していました。フラワーデザイン教室では、ドライフラワーによるアレンジメントを作っていました。
隣の押し花アート教室では、しおり、トレイ、キーホルダーなど好みの作品に挑戦!
美しいお手本を参考に、試行錯誤しながら作品を仕上げていきます。
講師の指導を受けながら、作品を作って持って帰れるということで、たくさんの人が挑戦していました。フラワーデザイン教室では、ドライフラワーによるアレンジメントを作っていました。
隣の押し花アート教室では、しおり、トレイ、キーホルダーなど好みの作品に挑戦!
美しいお手本を参考に、試行錯誤しながら作品を仕上げていきます。
屋外ブースでは、ハンギングバスケット教室が開かれていました。ハンギングバスケット協会の方たちに教わりながら、さまざまな花苗、葉物などをバスケットに植え込んでいきます。
皆さん、真剣に作業されていましたよ。
右の画像は「草物盆栽(山野草の寄せ植え)」をしているところです。
まず最初は、ワイヤーを使った作品です。
なんと、ワイヤー(細い針金)を、器具など使わず手の指で「くさり編み」にしていくだけで、みるみる簡単な花器が出来ていきます!
これに別のワイヤーやパールをあしらったワイヤーなどを絡めて…花を飾るとフラワーバッグの出来上がり!
これっていろいろ応用が利きそうですよね?
ワイヤーの花器に水苔を詰めて土を入れたら、簡単なハンギングバスケットになるかも…なんて、あれこれイメージが膨らみました。
皆さん、真剣に作業されていましたよ。
右の画像は「草物盆栽(山野草の寄せ植え)」をしているところです。
●フラワーデザインデモンストレーション
日本フラワーデザイナー協会の方々による、デモンストレーションです。45分という限られた時間の中で、次々と作品が作り上げられていきます。まず最初は、ワイヤーを使った作品です。
なんと、ワイヤー(細い針金)を、器具など使わず手の指で「くさり編み」にしていくだけで、みるみる簡単な花器が出来ていきます!
これに別のワイヤーやパールをあしらったワイヤーなどを絡めて…花を飾るとフラワーバッグの出来上がり!
これっていろいろ応用が利きそうですよね?
ワイヤーの花器に水苔を詰めて土を入れたら、簡単なハンギングバスケットになるかも…なんて、あれこれイメージが膨らみました。
「ワイヤー一本で花を飾れる!」ということだけで感激した私。でも、ここからがデザイナーの本領発揮です。
ここでは3名の方が目の前で作品を作っていったのですが、背の高いもの、こんもりしたもの、夏らしい涼やかなもの…、家庭でも手軽にアレンジメントに挑戦できるようにオアシスでなくコップを使ったアレンジメントもありました。
また、高い位置に花を差すときの水受けとして試験管に葉っぱをワイヤーで絡げたものを使う、といったアイディアも披露。これはヤブなどに生えている細い竹など使っても、自然な感じにできるとか。
身近な物を使って花を楽しむアイディアに、すっかり引き込まれてしまいました。
●ガーデニング講習会
私が行った9月1日には、ハンギングバスケットマスターによる「大型ハンギングバスケットの作成デモンストレーション」が行なわれました。
右の画像は、講師の方が一ヶ月ほど前に作られたというバスケット。プラスチックバスケットの中に15株もの植物が植え込まれています。
まずはじめに、講師の方からハンギングバスケットを作る上での注意点があげられました。
一つ目は「花よりも土にお金をかける」ということ。花苗などにお金をかける人は多いのですが、大事なのはそれを育てる土だということです。
初心者はやはり、「ハンギング・コンテナ用」などと表記された培養土を使った方が良いようですね。
二つ目に「肥料」です。培養土に「元肥配合済み」と表記されていても、この元肥は1~2週間くらいしか持たないのだということ。植え込み時にマグァンプなどを足したり、置き肥を与えたりすることが必要になってきます。
3つ目に「水遣り」。植物に不可欠な水ですが、実は「水遣り三年」とも言われるくらいに難しいものです。「朝○時に何リットル水遣り」なんて決められるものではないので、当然といえば当然ですが…。水遣りは、植物の状態や土の乾き具合を良く観察することに尽きるようですね。
また、乾燥防止のために水苔を土の表面に張るのですが、この水苔が湿っていることで安心して水遣りを怠ることもありがちとか。水遣りするときは、バスケットの底から水が出てくるくらいにしっかりと、とのアドバイスでした。
説明の後、実際にバスケットに植物を植え込んでいくデモンストレーションが行なわれました。底土を入れたバスケットのスリットに、植物を差し込んでいきます。
ポイントは「バスケットを吊るす」ということを想定し、植物の見え方を調整すること。
テーブルの上で作業すると、どうしても植物が上を向いてしまいがちとか。時々離れて、あるいはしゃがんで植物の向きを確認するようにします。
右の画像は、講師の方が一ヶ月ほど前に作られたというバスケット。プラスチックバスケットの中に15株もの植物が植え込まれています。
まずはじめに、講師の方からハンギングバスケットを作る上での注意点があげられました。
一つ目は「花よりも土にお金をかける」ということ。花苗などにお金をかける人は多いのですが、大事なのはそれを育てる土だということです。
初心者はやはり、「ハンギング・コンテナ用」などと表記された培養土を使った方が良いようですね。
二つ目に「肥料」です。培養土に「元肥配合済み」と表記されていても、この元肥は1~2週間くらいしか持たないのだということ。植え込み時にマグァンプなどを足したり、置き肥を与えたりすることが必要になってきます。
3つ目に「水遣り」。植物に不可欠な水ですが、実は「水遣り三年」とも言われるくらいに難しいものです。「朝○時に何リットル水遣り」なんて決められるものではないので、当然といえば当然ですが…。水遣りは、植物の状態や土の乾き具合を良く観察することに尽きるようですね。
また、乾燥防止のために水苔を土の表面に張るのですが、この水苔が湿っていることで安心して水遣りを怠ることもありがちとか。水遣りするときは、バスケットの底から水が出てくるくらいにしっかりと、とのアドバイスでした。
説明の後、実際にバスケットに植物を植え込んでいくデモンストレーションが行なわれました。底土を入れたバスケットのスリットに、植物を差し込んでいきます。
ポイントは「バスケットを吊るす」ということを想定し、植物の見え方を調整すること。
テーブルの上で作業すると、どうしても植物が上を向いてしまいがちとか。時々離れて、あるいはしゃがんで植物の向きを確認するようにします。
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