優しい?可憐?ふんわりピンクを楽しもう!

※ オールアバウトで掲載終了した記事を再編集しました。内容は公開時のものとなります。

テーマカラーを持たせたガーデニングの第二弾は、ふんわりしたイメージのピンク色をチョイスしました。
優しさや幸福感のあるピンク色の花にスポットを当ててみましょう!

癒し系の色、ピンク

ピンク色のイメージというと、優しさ、幸福、愛、可憐といったように、女性的な感じがする色ですね。
また桃源郷や天国、バラ色の人生もピンク色のイメージではないでしょうか。
このように、ピンク色には包み込まれるような癒しのパワーがあるように感じられます。
ただし、ピンク色と一口に言っても、そのカラーにはかなり幅があります。


淡いピンク色は誰しもが「可憐で可愛い」といった印象を受けるでしょうが、濃いショッキングピンクとなると「けばけばしい」とか「派手」といった印象を受けるでしょう。
このようにピンクは、使い方次第で少女っぽいイメージから、大人っぽいイメージまで演出することができるカラーともいえます。
庭においても、ふんわりとした優しい感じに、落ち着いたシックな感じにと、全体の雰囲気に合わせたピンクを選びましょう。

カラーコーディネートのコツ

前述のピンクのイメージを踏まえて、カラーコーディネートを考えてみましょう。
まず淡いピンクですが、分量が多くなっても威圧感がなく、どこにでもなじんでくれる色です。
組み合わせる色によって、清楚に、可愛く、ポップにと対応してくれるので使いやすい色ですね。
またベビーピンクのような甘く可愛らしいピンクの場合、無彩色と組み合わせると甘さが抑えられて幾分大人びた雰囲気になります。
逆にポップな色と組み合わせると、無邪気な子どもっぽい印象になります。
濃いピンクの場合は、ピンクのグラデーションで組み合わせると女性らしいエレガントな感じになります。
このように添える花色によって、ピンクのイメージもいろいろと変わってきます。(下図・参照)


淡いピンクでまとめた場合、邪魔には
ならないが少し寂しい印象も…
 
無彩色を組み合わせると、
大人びた感じに


ポップな色を添えると、
無邪気な子どもっぽい感じに

 
ピンクのグラデーションで
まとめるとエレガントに

次に、ピンク色の花を咲かせる植物たちをご紹介します。

お庭にふんわりピンクの植物!

ぺチュニア

【一年草】

  • パンジー、ビオラ(秋~春)
  • デージー(春)
  • オステオスペルマム(春)
  • ペチュニア(春~秋)
  • インパチェンス(春~秋)
  • ニチニチソウ(夏~秋)

チューリップ
【球根植物】

  • チューリップ(春)
  • ラナンキュラス(春)
  • アルストロメリア(春)
  • ダリア(夏)
  • グラジオラス(夏)


ルピナス

【宿根草】

  • ルピナス(春)
  • ゲラニウム(春~夏)
  • ゼラニウム(春~秋)
  • フロックス(夏)
  • モナルダ(夏)
  • キク(秋)

ツツジ、サツキ類
【花木】

  • アセビ(春)
  • サクラ(春)
  • ツツジ、サツキ(春)
  • バラ(春~秋)
  • キョウチクトウ(夏)
  • サルスベリ(夏)
  • ハイビスカス(夏)

ピンク色の植物は、この他にもまだまだたくさんあります。
春のイメージにもピッタリのピンクを、お庭に取り入れてみませんか?

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